(7-2-2) ネット銀行とネット証券会社の口座開設

 伝統的な窓口付きの金融機関は地価の高い商業地区で店舗を開設し維持し、人件費の高い都市部で業務要員を雇用している。一方、ネット金融機関はこれらの経費を安価に済ませることが出来る。それ故、ネット金融機関の営業費や固定経費が低く、そのことは預金の高金利や金融商品取扱の低手数料としてユーザに還元されている。更に、このメモで提唱する資産運用法では申し込み手数料無料の投資信託(ノーロードの投資信託)を使うことが必須であるが、良質なノーロード投資信託はネット金融機関でしか購入できない。高額な営業経費を必要とする窓口型金融機関では、経費の安い投信信託を扱うと赤字になるので扱わないだろうと推測される。というわけで、このメモで提唱の資産運用を実行する為には、ネット証券とネット証券会社に口座を開くことになる。キャッシュカードのサービスがあればこれも申し込んでおく方が便利。ただし、資産管理口座のキャッシュカードを普段持ち歩くのは危険である。

 取り敢えずのお勧めのネット金融機関は
ネット銀行: 
住信SBIネット銀行、イーバンク銀行、ジャパネット銀行、(ソニー銀行、セブン銀行)
ソニー銀行は高預金利率でいいが、証券会社とのお金のやり取りが「振込」だけでやや不便。
「セブン銀行」は低金利だが、セブンイレブンのATMで休日も無手数料引出が出来て財布代わりの口座としては便利。
イーバンク銀行は最近ATM手数料や振込手数料の徴収が増えて、サービスが急速に悪化している。

ネット証券: SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券
カブドットコム証券はMRFを扱わないので、預け金に利息が付かない。
SBI証券と住信ネット銀行は同系列に属し、両者間のお金の移動が独特で、慣れたら便利。

 ネット銀行やネット証券の比較を掲載したサイト(例えば、ネットバンク比較 得するネット銀行の選び方証券会社比較 得するネット証券の選び方など)が沢山あるので、それらはネット金融機関の選択に役立つ。

 上記のようなネット銀行とネット証券会社のそれぞれ一社ずつに「源泉徴収ありの特定口座」を開設する。沢山のネット銀行やネット証券に口座を開くと、管理が大変になり、手間暇がかかるだけなので、無料で口座開設が出来るからといってやたらと口座を開くのはお勧めではない。

 なお、インターネットを介して銀行や証券会社と取引をするとき、一般にMicrosoft社のWindows Internet Explorer を使う。このとき、銀行や証券会社の口座番号、LOGIN ID、ログインパスワードなどをパソコンのログインページに保存しない。そして、取引を完了してログアウトしたら直ちにExplorerの ツール>インタネットオプション と進み、「全般」タブの真中辺りに有る「閲覧の履歴」項目の「削除」をクリックし、出てくる“窓”の中で選択できる項目の全てを削除するように指定してOKをクリックし、お金の取引に関わる痕跡を全て消し去っておく。これは、万一パソコンの盗難やスパイウェアーの紛れ込みが有ったときに備えて、取引関連情報が外部に漏れないようにする用心として、この操作を習慣付けておきたい。

 またこれらの口座番号や取引パスワード、キャッシュカード暗証番号などをパソコンのファイルに記録してはならない;本当に、絶対に、してはならない。そして、これらのデータはノートなどに書き留めておき、パソコンとは離れた所に保管する。

 資産管理関係のファイル(表計算ソフトのデータファイルなど)は、スパイウェアーにデータを盗まれたとき、或いはパソコン本体盗難の時に、データが可読な形で外部に流出しないように充分配慮し、必ず暗号化しておくべきである。


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