(10-7). 中期ポートフォリオ(4年間以上運用で元本割れなし)

 寝かせておける期間が4年以上のお金の運用の為の中期ポートフォリオとして、日債:外債:外株:EM株=48:22:15:15 の金額比の投資と半年毎のリバランスを勧める。平均年利4.32%で、4年間以上の運用なら元本割れは起こらない。

 短期ポートフォリオは運用期間2年から3年の資産運用に適している。次に、運用期間が4年以上、6年ないし8年位までの資産運用ポートフォリオとして、「中期ポートフォリオ」を構築したい。中期ポートフォリオは債券投資(すなわち、日債+外債)への配分比を60%から70%くらいの範囲にすればよかろうと推定する。この条件の中で、期待リターン/期待リスク比が最大付近で且つ期待リターンの大きなポートフォリオを探索する。統計パラメータは表10-5-1のセットを採用する。探索にはタロット氏の「効率的フロンティア計算シート Ver.1.1.1」を使う。見つかったのは債券投資(日債+外債)への配分比が70%のポートフォリオで、これに「2010/5/20/中期ポートフォリオ」と名付けた。その投資金額配分比は、
   日債:外債:外株:EM株=48:22:15:15 
であり、
   期待リターン=4.33%  期待リスク=7.59%
   元本割れ確率16%以下の必要年数推計 3.1年
   元本割れ確率2.5%以下の必要年数推計 12年
となった。

このポートフォリオに1998年10月に投資して、4月末と10月末の半年毎にリバランスしながら運用した場合の評価額の推移をシミュレートすると、図10-7-1のようになる。このシミュレーションに際して、全ての課税を考慮している。

画像
   (図をクリックすると拡大された図が出て見やすくなります)


 リバランス有でシミュレートして得た平均リターンは4.32%であり、1998年10月から現在(2010年5月)までの実績では、運用期間4年を超えると元本割れは起こってない。

 以上と前節の記事より、寝かせておける期間が2年から3年のお金は「2010/5/19/短期ポートフォリオ」で運用し、寝かせておける期間が4年以上のお金はここで求めた「2010/5/20/中期ポートフォリオ」で運用するのがお勧めと言うことになる。 (2010/5/20/UP) (2010/6/2/手直し)

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