20-71. 老後に向けて投資信託二本以下での資産運用

資産運用は、蓄積した資産を使う(取崩す)場面を想定して行うべきである。大抵の場合、資産運用は老後資金準備を目的とする。そして老後資金を使う時期になった時、どの程度の知力・理解力が運用した本人に残っているか分からない。残念ながら、ボケる可能性も小さくない。或いは、老後資金を取り崩しながら生活するのは、ポートフォリオなど分からない配偶者かもしれない。そして余った資産は子供に遺される。そう考えると、資産運用のに使う金融商品の組合せはできるだけ単純な方が良い。売却タイミングに迷いを伴う個別株式やETFを保有資産に含めない方が良い。

かくして、資産運用に採用する金融商品としては、投資信託「SMT 世界経済インデックス・オープン」またはその「株式シフト型」のいずれか一本がお勧めとなる。類似した「世界経済インデックスファンド」よりは、国内投資割合の少ない上記「インデックス・オープン」の方を選ぶ。その理由は、日本の年金を受け取ることで、国内投資のリスクは既に充分取っているので、自己責任で行う資産運用では国内投資割合の少ない方を選ぶ。

しかし「SMT 世界経済インデックス・オープン」またはその「株式シフト型」は信託報酬などの経費が一寸多い。この経費を削減することを考えると、
「SMT 世界経済インデックス・オープン(債券シフト型)」と
「eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)」
の両投資信託を金額比1:1で購入・保有するのがベストと考える。
こうすると、債券:株式= 37.5:62.5 ≒ 4:6 で国内、先進国、ならびにエマージング国にバランス良く分散投資した素敵なポートフォリオが構築できる。この二本の投資信託を、評価額が概ね1:1を保つように購入或いは取崩すのは比較的容易な資産保有・運用法となり、多少ボケてもこの程度の取崩しならできると期待する。

保有金融商品の組合せを単純化するのは早ければ早い程よい。時期的に遅れるほど、運用による果実は大きくなり、単純化の為の金融商品売却益に対する課税額が大きくなり、老後に向けての折角の長期運用益が小さくなる。
(2019/9/4/UP)

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